【 公園に浮かぶ家 】
公園を一望する敷地に建つ二世帯住宅です。１階に親世帯、２階に子世帯の居住スペースがある完全分離スタイル。どちらのリビングも公園側の景色が広がる明るい家です。
道路に沿うようにＬ型に建物を配置して、道路に面したビルトインガレージを抜け、家庭菜園のあるプライベートな庭へとつながっています。
車庫に沿ったアプローチを上っていくと、２世帯各々の玄関ドアがあります。ヒバ板の優しい外壁と木の玄関ドアで暖かい雰囲気に。
１階のリビングです。公園側に大きく窓をとって、窓下にベンチのように腰掛けられる収納を作りました。
対面式キッチンの奥にもバックヤード収納を備えていて、すっきりと暮らすことができます。
２階のリビングです。大きな開口と抜けるような高い天井により、まるで公園に浮かんでいる様な開放感を味わうことができます。
バルコニーからは公園が一望できます。手摺にはヒバ板を使用し、道路を歩く人からは室内が見えにくい角度に傾けて取りつけています。
リビングに面したキッチンは、調理をしながらバルコニーが見えるように配置されています。
リビングの隣は子ども部屋で、戸を開けるとひと続きの空間に。やがて子どもたちが大きくなった時にも多様な使い方ができるプランにしています。
大きく張り出したバルコニーの庇を、長さのあるスリムな3本の鉄骨柱が支えるデザイン。深い庇は真夏の日射を遮ってくれます。白い外壁には光触媒コーティングが施されたサイディングを使用しています。