【 CASA - A 】

ゲストルームのある大きな鉄骨造外断熱住宅です。たくさんの人がにぎやかに集えるようなプランの家となっています。

吹抜けのある広いリビングダイニングの隣には襖をすべて引き込んで続き間にできる和室と、さらに仏間が続いています。

南を向いたリビングの吹抜けは、明るい太陽の光をたっぷりと採り込んでくれます。

一番奥の仏間も、襖をすべて引き込むと完全な続き間となり、お仏壇スペースのそばには神棚用のスペースも設けられています。

和室の障子は、窓面の結露を防ぐために上下に通気用のスリットを設けています。障子前の床面には温水パネルヒーターが埋め込まれていて窓面からの冷気を抑えることができ、暖かくて快適です。

ヒバの香りが立ち込める大きなお風呂です。温泉気分を味わいながら、ジャグジーのあるゆったりとした浴槽でリラックスできます。
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浴槽の上の天井は吹き抜けていて、視線が通る開放的な空間となっています。

複数の方が一緒に入れるように、水栓金具も並んで2つあります。洗い場の床には温水床暖房が入っているので暖かくて心地良く、訪れるお客様にも大好評のお風呂です。

洗面脱衣室などの水まわりは、清潔感のある白色で統一されています。隣接する洗濯物干し部屋とは半透明の引き戸で仕切られていて、すっきりとした印象です。

3台分のビルトインガレージ。オーバースライダーの扉を閉めることができ、冬も快適です。

オーバースライダーを開けた様子です。シャッターの様に巻き込んで開けるのと違って、扉がそのまま持ち上がるためのスペースが天井面に必要ですが、扉に窓をつけたり木製の扉にするなどオーバースライダーにはデザインの自由度があります。

鉄骨造では、柱間隔をとばした大きな空間をつくることができます。木造に比べて柱の本数は少ないですが、一本あたりのサイズは大きくなっています。

構造部材の鉄骨は、専門の鉄骨工場でひとつひとつ作ります。現場で組み立てる時に必要な接合部材なども、工場であらかじめ溶接しておきます。

1階分と2階分のつながった柱が、間違わないように番号を付けられて寝かせて並べられています。

溶接部分に不具合がないかどうか、超音波による検査も工場の中で行います。

現場に搬入された部材は、クレーンで吊りながらひとつずつ建てていきます。

柱や梁などの主要構造部材の外側に、外壁下地用の細い部材を取り付けます。鉄という材料は熱を伝えやすいので結露したりしないように、この後さらに外側からしっかり全体を断熱材でくるんでいきます。

間口が2軒分もある家の外観はタイル張りで仕上げました。高気密高断熱住宅の快適性を、鉄骨造で実現した家です。

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